院長紹介
行岡リハビリテーション専門学校 卒業
理学療法士（国家資格）
日本ホロソフィー協会 理事
Advance Master Holosopher®︎
Professional Master Holosopher®︎
元気な身体があれば毎日の生活はより良いものになると思います。施術によって、精神的・身体的ストレスや環境、加齢性変化など人生の段階においておこる様々な現象にも対応できるような身体作りのお手伝いをさせてもらっています。
当院は年齢制限はなく、赤ちゃんから高齢者の方まで幅広く施術をさせていただいております。
<プロフィール>
藤山文彦
滋賀県大津市、石山寺近くの自宅治療院で施術を行っている。総合病院に理学療法士として15年勤める傍ら、治療院の運営と日本ホロソフィー協会の執行部として活動している。「その場限り」ではなく、「症状や日常生活の困りごとに対して結果が出る施術」を大切にしている。自身の病気の経験から「身体と精神面はリンクしあっている」という信念のもと、肉体・感情・置かれた立場や環境を含めた広い視点で考察していく施術を提供している。身体・心の動きとの付き合い方、介護現場での体の使い方のアドバイスや指導、妊婦・新生児の施術、スポーツ時のケアなど多方面でクライアントのサポートを日々行う。
滋賀県大津市で幼少期を過ごしました。医者家系の家で患者さんが日々訪れる環境のおかげで子供心に身体と心の関係や人間の身体の不思議な世界を近く感じられました。
高校生活を京都でスタートしましたがうまく馴染めず、両親の勧めもあって単身カナダ・バンクーバーへ留学しました。言語も人付き合いも遊びもガムシャラに積極的に立ち向かった時期でした。今までと全く違う新しい環境、想像以上に様々な年齢・国籍・立場の人たちと交流した3年間でした。
20代、自分が何をしたいのか定まらず、いろいろな職種を経験しました。20代の後半で、恩師との出会いから理学療法士の仕事を知り、施設の見学をし調べているうちに、まるで引っ張られるように医療の世界へ入りました。
病気に悩まされた時代
専門学生の時、「一過性脳虚血発作」という病気を経験しました。持病の偏頭痛からか、頭痛を和らげるための薬からか、原因ははっきりとしないまま得体の知れない恐怖を感じた事が今も忘れられません。
幸運にも後遺症はなくすみました。
この経験が、身体の仕組みや生きていることの不思議についてさらに考えるきっかけとなり、また普通の生活を送れる素晴らしさと当たり前への感謝が自然と湧いてきて私のベースとなったように思います。
卒業後は、スポーツリハビリに力を入れている病院に就職しました。怪我をしてしまい思うように運動ができなくなった学生や選手、多くの方をリハビリを通して復帰までサポートさせてもらいました。病院でも小学生から高齢の方まで幅広く関わらせていただいています。
仕事のやりがいを感じながら働いていた頃、オステオパシーに出会いました。解剖学と生理学に裏打ちされた理論と、その背景となる人の生命の考え方・身体の考え方に触れ衝撃を受けました。
身体を部分的に捉えるのではなく、全体として捉えて治療していく、その世界に魅かれて没頭していくようになりました。
通っていた施術院の院長に誘われ、フォースアガデミーという滋賀県で施術家を育てるセミナーに参加し勉強と研究を重ねていきました。卒業後、そこで出会った仲間と自分たちの思いを全国に広めるため日本ホロソフィー協会を立ち上げ活動を開始しました。
セミナーを通じて考え方を広めたり、施術家を育てたりと新たなチャレンジの日々がスタートしました
現在は病院勤務の傍ら、自宅での施術院を運営しています。
勤務している病院と施術院では得意分野やカバーできる範囲が異なると思っています。
自分のやりたい施術の道を進めています。
自分自身の病気と身体・感情と向き合う中で、精神面での学びも多く色々な経験が出来ましたし、患者さんからのお話を伺いながら、痛みや動きづらさが減って快適な生活を送ってもらえるようサポートさせてもらっています。人の身体という奥深い世界への興味は尽きません。
身体はただの物質ではなく、感情や想いも影響しあっています。
人生には「えっこんなことがあるの⁉」とびっくりする出来事が起こったりします。それは自分が引き起こすこともあれば、誰のせいでもなく起こるべくして起こることもあります。そうした出来事がきっかけとなり思い悩んで、ずっと心の中にトゲが刺さった感覚を持っていたり、頭の中でも思考が自分を離してくれず、いつの間にか身体にもあちこち症状が見え始めます。
そんな流れをなんとなく気付いていても、原因の分からない症状や痛みがあるととても不安です。わたしも同じことを体験しましたが不安であると同時にとても辛いものです。
まず一つは目には見えない部分含めて、どんな経緯をたどってここまできたのか、そこを明らかにしていきます。
また、病院へ通い続けたり、施術院を行脚する方はたくさんおられますが、なにか一つの答えを求めてはるのかなと感じます。この複雑な現代社会において、ストレスを一切感じず過ごしたり間違いのない正しい生活をするのはとても難しいと思います。
だからこそ、原点に返って、本来持っている力に目もむけることも大事だと思います。
人間の身体はとてもうまく、完璧に出来ています。
私たちが命を持ったこの身体にはとても素晴らしい構造と機能があります。
もう一つは、そんな身体の力を信頼して任せてみることです。安心感を育ててもらいたいと思っています。
施術で少しのお手伝いをさせてもらったあとの、身体の変化を聞かせてもらうのはとても嬉しい時間です。
これまで頑張らなければ出来なかったことが無理せず楽に出来るようになり、諦めていたことにチャレンジ出来ると、心身ともにバランスの取れた心地よい毎日に繋げられたと嬉しくなります。
そんなお手伝いを施術を通して行っています。
