春になり初夏も近づく季節の変わり目。
気温が一日の間にも大きく変化し、気圧もコロコロ変わり、からだの外側の環境の影響を多く受けています。
この時期に体調を崩しやすく、だるくていつもの調子が出ないのはなぜか、からだ目線で見ていきます。
からだは常に一定を保とうと働いています。
熱くなると汗をかいて体温を下げ、寒い場合は身体を震わせて熱を作り体温を上げます。
動いたり走ったりすると呼吸が早くなりますが、酸素をたくさん取り入れて筋肉をスムーズに動かそうとする働きで、運動をやめると増えていた呼吸の回数も自然に落ち着き、平常通りに戻っていきます。
ホルモンにより血糖や血圧もコントロールされていますし、
擦りむいた傷の血が止まって傷口がちゃんと修復されるのも、からだにとって一定の状態に保たれるようにできているからです。
ホメオスタシス、恒常性の維持と言います。
こうしてからだは24時間休むことなく働いています。
そして季節の変わり目がやってくると
季節の変わり目は、からだの外側の状況が変化に富んでいます。
その情報を受け取り、
環境の変化に応じて対処しようとからだの中でバランスをとろうと働き始めます。
いつもしている仕事(恒常性の維持)に加え、外的な環境に対応する仕事が重なるためオーバーワークとなってしまいます。
…通常業務に加えて、母の日のイベント業務が重なったお花屋さんは今とても疲れていると思います。…お疲れ様でした、直前の注文にも対応してくださりありがとうございましたm(_ _)m
からだが疲れている原因は
仕事過多になっている可能性が高いことから、私たちは季節の変わり目にしんどいという感覚を持ちます。
もし、通常業務をこなすのもギリギリだったら、
さらに追加された仕事までこなすのは大変だろうなと簡単に予想できますね。
まずは通常業務をスイスイこなせるからだ作り
弱っている部分、
仕事量が過多になっている部分を見つけ出し、
ケアすることと同時に仕事量を減らすのもいいですし、または別の場所に仕事を少し負担してもらう方法も考えられます。
キャパシティを上げる、のもいいかもしれません。
でも、もともと24時間働くからだなので、
たまには仕事量を減らして労わってあげたいですよね。
例えば食事やお酒の量を減らしてみる、早く寝る、スマホとパソコンに時間を減らす、、、
いつもより少し気を付けるだけでもからだは喜んでくれるんじゃないかなと思います。
2022年5月21日(土曜日) 愛知県岡崎市にて
ホロソフィー協会理事による施術会を行います。